FOR AUTHORS

投稿規定

「The Journal of Typical Medical Images and Videos(JTMIV)」は、一般社団法人医療画像教育推進機構(以下「当機構」)の提供する、様々な疾患の時系列情報を含んだ医療用画像・動画を集めた医学学術雑誌の提供サービスを意味し、当機構が登録ユーザーから投稿を受けた医療用画像・動画等を公開すること及び希望する登録ユーザーに有償でダウンロードさせることをその内容とします。

医療用画像・動画等の投稿にあたっては、本投稿規定に従って提供をお願いいたします。

第1条 書式について

医療用画像・動画および付記する説明文等(投稿された内容に対する各登録ユーザーからのコメントを含む)は、当機構が提供するシステムを利用して、投稿・提供して頂くものとします。なお、国際展開のため疾患名のみ英語表記での記入をお願い致します。その他のテキスト入力個所に関しては英語・日本語どちらで投稿して頂いてもかまいません。キーワード数、字数、投稿画像・動画数に制限はありません。また、略語を使用する場合はその初出箇所で内容を明記して下さい。画像データはJPEG、TIFF、GIF、BMP形式、動画データはMP4、WEBM形式で投稿して下さい。データ容量は1つのデータにつき30Mバイトまでとし、投稿前にウイルスチェックを行う様お願い致します。また、一度に複数枚の画像を投稿した場合画像は拡張子手前の数字でソートされる仕組みにしております(※ Image1.jpg、Image2.jpg、Image3.jpg…の順に表記)。

JTMIVでは時系列情報を含む一連の経過を画像・動画と合わせて投稿することが可能ですが、様々な疾患画像・動画の共有という目的から診断時一時点のみの症例画像・動画の投稿も推奨しております。その際には撮影日をDay 1として症例の投稿をお願い致します。

第2条 投稿する医療用画像・動画・説明文について

  1. (1) 投稿する医療用画像・動画については、原則として投稿者自身が診察、診断、又は治療に関与した患者に関するものに限ることとします。他の文献から転載される場合には前もって著作権者の了解を得て下さい。
  2. (2) 画像・動画に付記する説明文等は原則として投稿者自身が執筆したものとして下さい(放射線科医等による読影コメントはこの限りではありません)。他の教科書や文献等から引用転載される場合には、引用部分を明確にした上で引用元を表示して下さい。引用方法は特に指定を行いませんが、文献についてはPubMed等で検索しやすいよう筆頭著者名、タイトル、雑誌名、出版年度、ページ数を含める等、記載内容に配慮して下さい。
    例)
    Hara M, et al. High incidence of thrombus formation at 18 months after paclitaxel-eluting stent implantation: angioscopic comparison with sirolimus-eluting stent. Am Heart J. 2010;159:905-910.

第3条 査読・校正システムについて

JTMIVでは査読者による投稿前peer reviewシステムを導入しません。投稿症例はユーザーからのコメント、「Typical Image」ボタン、「Educational Case」ボタン等によって投稿後に評価され、投稿者は自らが投稿した投稿データについていつでも自由に修正及び削除が可能です。

第4条 著作権について

投稿者がJTMIVに投稿したデータに関する著作権は投稿者に帰属するものとし、当機構がかかる権利を取得することはありません。ただし、投稿者は当機構に対し投稿データを利用する権利を許諾したこととなり、当機構は投稿データの利用権を取得します(利用権の内容については利用規約をご参照ください)。なお、投稿する医療用画像・動画について投稿者以外の著作権者がいる場合、必ず画像・動画の引用元の出版社や著者、所属機関等の著作権者の同意を得てから投稿するようにして下さい。

第5条 倫理性への配慮ならびに個人情報保護、同意書取得の必要性について

  1. 投稿内容は必ず倫理性に配慮されたものにして下さい。また、投稿する医療用画像・動画および付記する説明文等の内容については、撮影対象となっている患者の個人情報を記載しない、または患者を特定できないようにするために必要な措置を施す等、患者の個人情報保護に留意して下さい。繰り返しになりますが、特に画像・動画を投稿する際に患者名等の個人情報が削除されていることを必ず確認して下さい。
  2. 当機構においても、投稿内容の独自チェックを行い、問題ないと判断したものだけをサービス内で利用する方針としております。
  3. 多くの医学誌と同様JTMIVへの投稿に際して各患者からの同意書の提出は必要ありません。British Medical Journal等一部の医学雑誌では論文提出に際し患者からの同意書の提出を義務付けていますが、個人情報を削除した画像から患者本人を特定することは現実的には不可能であり、同意書を取得保有することで逆に画像と個人との関係、つまり個人情報漏洩のリスクが飛躍的に高まることが懸念されるためです。

第6条 二重投稿の禁止について

投稿画像・動画及び説明文については、JTMIVのみに発表するものであって、他雑誌(和文、外国語を問わず)に発表された、あるいは発表予定のものは投稿しないで下さい。

第7条 トラブルについて

  1. 万が一投稿データについてトラブルが生じた場合、当機構において第一次対応を行います。その後は投稿者の方と当機構で協議しながら対応を進めていきます。
  2. 投稿データに関するトラブルによって当機構に損害などが生じた場合は、それが投稿者の方の故意・重過失によって生じたものである場合に限って投稿者に責任を負担していただきます。それ以外の場合は投稿者の方に責任を負わせることはありません。

その他ご不明な点がございましたらJTMIV Customer Service Center (E-mail: info@thejtmiv.com)までお問い合わせ下さい。

【平成27年2月26日制定】
【平成27年11月30日改正】


よくある質問とヘルプ

Q.1 画像情報は個人情報に当たるのではないか?

A.1 我が国における個人情報の取り扱いを規定した「個人情報の保護に関する法律((平成十五年五月三十日法律第五十七号)」(以下、「個人情報保護法」という)では、「個人情報」とは、「生存する個人に関する情報であって、当該情報に含まれる氏名、生年月日その他の記述等により特定の個人を識別することができるもの(他の情報と容易に照合することができ、それにより特定の個人を識別することができることとなるものを含む。)をいう(第二条一項)」とされています。従いまして、アップロードされた画像に「特定の個人を識別できる情報」が含まれていない場合には、個人情報とはなりません。

Q.2 具体的にこのような情報を取り扱う事例はあるか?

A.2 学会や論文等の症例報告において、個人を特定できないような対応を求めています。日本外科学会を中心とした外科関連学会協議会では「症例報告を含む医学論文及び学会研究会発表における患者プライバシー保護に関する指針(平成21年12月2日一部改正)」を発表し、画像情報の取り扱い基準を示しています。その中において医学論文や学会発表では、個人を特定できないようにした上で症例報告をするように求めている。(症例報告を含む医学論文及び学会研究会発表における患者プライバシー保護に関する指針;http://www.jssoc.or.jp/other/info/privacy.html)。

また、米国では個人が特定されない標本やデータの利用において患者の権利は関わらないとする判断が主流となっている。2004年のJAMA誌掲載の報告によると、臨床研究において、患者の標本やデータについては、商業的な利益が伴うか否かによらず、患者が権利を維持しない方向で米国政府は判断するようになっている(JAMA. 2004;292:2500-5.)。

日本の学会でもこのような基準で症例報告等がなされていると考えております。

Q.3 「特定の個人を識別できるもの」とはなにか?

A.3 個人情報保護法第二条一項では「氏名、生年月日その他の記述等」とされております。また、上記の外科関連学会協議会の「「症例報告を含む医学論文及び学会研究会発表における患者プライバシー保護に関する指針」では「患者個人の特定可能な氏名,入院番号,イニシャルまたは「呼び名」」、「患者の住所」、「他の情報と診療科名を照合することにより患者が特定され得る場合,診療科」、「既に他院などで診断・治療を受けている場合,その施設名ならびに所在地」、「症例を特定できる生検,剖検,画像情報に含まれる番号」とされております。

Q.4 JTMIVの個人情報保護のための原則はどうなっているのか?

A.4 JTMIVは正式名称を「The Journal of Typical Medical Images and Video」としているようにインターネットを利用したジャーナルであり、日本のみなら世界的に公開されております。従いまして、個人情報保護のための規定は世界的に通用するものを採用しております。

具体的には、米国の「医療保険の携行性と責任に関する法律(HIPPA; Health Insurance Portability and Accountability ACT)」に準拠することとしております。HIPPAの原則(Privacy Policy)によれば、患者情報の利用に関しては①匿名化されているか、②匿名化できない場合にはHIPPAのプライバシールールの範囲内か、③データの提供者が文書で許可した範囲内での利用が認められております(Summary of the HIPAA Privacy Rule: http://www.hhs.gov/sites/default/files/privacysummary.pdf)

JTMIVでは、患者情報は全て匿名化されたものと規定してありますので、個人情報保護の観点では、世界的なルールに従っているものと考えております。

Q.5 HIPPAに準拠した「匿名化」とはなにか?

A.5 HIPPAでは「削除項目」として「匿名化」するために削除が必要な18項目を規定しています。

  1. ① 氏名
  2. ② 住所(郵便番号)
  3. ③ 生年月日
  4. ④ 電話番号
  5. ⑤ FAX番号
  6. ⑥ メールアドレス
  7. ⑦ 社会保険番号
  8. ⑧ カルテ番号
  9. ⑨ 保険番号
  10. ⑩ 口座番号
  11. ⑪ 免許証番号
  12. ⑫ 車両番号
  13. ⑬ 装置の識別番号(Device)
  14. ⑭ URL
  15. ⑮ IPアドレス
  16. ⑯ 生体情報
  17. ⑰ 顔写真
  18. ⑱ その他の識別子

JTMIVにアップロードされる画像データをこれらの18項目を削除した上で行われますので、被験者の個人情報保護は十分に守られているものと考えております。